夜を泳ぐ街
午前二時の交差点は、昼間とはまるで別の顔をしていた。 信号の赤だけがやけに鮮やかで、世界が止まっているみたいに静かだ。 僕はコンビニの袋をぶら下げながら、理由もなく遠回りをしていた。帰りたくないわけじゃない。ただ、帰る理由もなかった。 「ね...
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