明日を保存できない端末
記憶が24時間で消える端末を巡る、近未来の連作風ショートストーリーです。
端末には、昨日の自分が残したメモが開かれていた。 「明日の朝、もしまだ覚えていたら、駅の北口で会おう」 画面の端に表示された自分の手書き風フォントは、少しだけ震えて見えた。記憶は保存できない。だからこそ、残した言葉だけが時間を越えて届く。 ...
記憶が24時間で消える端末を巡る、近未来の連作風ショートストーリーです。
端末には、昨日の自分が残したメモが開かれていた。 「明日の朝、もしまだ覚えていたら、駅の北口で会おう」 画面の端に表示された自分の手書き風フォントは、少しだけ震えて見えた。記憶は保存できない。だからこそ、残した言葉だけが時間を越えて届く。 ...
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